Numpy で乱数を生成する

Last update: 2018-09-14

本ページでは、Python の数値計算ライブラリである、Numpy を用いて各種の乱数を出力する方法を紹介します。

一様乱数を出力する

一様乱数 (0.0 – 1.0) の間のランダムな数値を出力するには、numpy.random.rand(出力する件数) を用います。


正規乱数を出力する

正規分布に従う乱数を出力するには、numpy.random.normal(平均, 標準偏差, 出力する件数) を用います。引数を省略した場合、平均=0.0, 標準偏差=1.0, 出力する件数= 1 件 で出力されます。


特定の区間の整数をランダムに出力する

特定の区間の乱数を出力するには、numpy.random.randint(下限[, 上限,[, 出力する件数]]) を用います。


配列をランダムにシャッフルする

配列の順番をランダムに並び替えるには、numpy.random.shuffle(シャッフル対象の配列) を用います。


乱数のシードを設定する

numpy.random.seed(seed=シードに用いる値) をシード (種) を指定することで、発生する乱数をあらかじめ固定することが可能です。乱数を用いる分析や処理で、再現性が必要な場合などに用いられます。

参考: Random sampling (numpy.random) — NumPy v1.10 Manual

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