matplotlib で円グラフ (pie chart) を描く

Last update: 2016-06-20

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本ページでは、Python のグラフ作成パッケージ、Matplotlib を用いて円グラフ (pie chart) を描く方法について紹介します。

matplotlib.pyplot.pie の概要

matplotlib には円グラフを描画するメソッドとして、matplotlib.pyplot.pie が用意されています。

matplotlib.pyplot.pie の使い方

matplotlib.pyplot.pie の主要な引数

x (必須) 各要素の大きさを配列で指定。
explode 各要素を中心から離して目立つように表示。
labels 各要素のラベル。
colors 各要素の色を指定。
autopct 構成割合をパーセンテージで表示。 (デフォルト値: None)
pctdistance 上記のパーセンテージを出力する位置。円の中心 (0.0) から円周 (1.0) を目安に指定。autopct を指定した場合のみ有効。 (デフォルト値: 0.6)
shadow True に設定すると影を表示。 (デフォルト値: False)
labeldistance ラベルを表示する位置。円の中心 (0.0) から円周 (1.0) を目安に指定。 (デフォルト値: 1.1)
startangle 各要素の出力を開始する角度。 (デフォルト値: None)
radius 円の半径。 (デフォルト値: 1)
counterclock True に設定すると時計回りで出力。False に設定すると反時計回りで出力。 (デフォルト値: True)
wedgeprops ウェッジ (くさび形の部分) に関する指定。枠線の太さなどを設定可能。 (デフォルト値: None)
textprops テキストに関するプロパティ。 (デフォルト値: None)

グラフの出力例

pie1


スタイルに関するカスタマイズ

ラベルを表示

pie2

開始角度を 90 度, 時計回りに設定

pie4


環境によっては必要なカスタマイズ

真円になるようにアスペクト比を固定
plt.axis('equal') を指定することで、Jupyter 等の環境で楕円のようなつぶれた形で出力されることを防ぐことができます。

pie5

背景を白に設定
PyCharm など一部の環境では、背景がグレーで出力されるため、以下の方法で背景色を設定します。

pie6


各要素のスタイルのカスタマイズ

1 つめの要素を 20% ずらして目立たせて表示

pie8

各要素の色を指定

pie9

各要素の色を濃淡で指定

pie10

影を設定

pie11

ラベルを中心から円周の間の 50% の位置に表示

pie13


各要素のスタイルに関する設定

枠線の太さを 3, 線の色を白に指定

pie14

枠線の太さを 0 (枠線なし) に指定

pie15


ラベル・テキストに関する設定

テキストの色を白色、太字に設定

pie16

構成割合をプロット。小数点以下 1 桁まで出力

pie17

構成割合をプロット。小数点以下 1 桁まで、中心から円周の間の 70% の位置に出力

pie18


より高度なパラメータの設定

ラベルの横位置を各要素の中央に合わせる

pie19

ラベルの横位置を各要素の中央に合わせ、サイズを 18 に指定

pie20


ドーナツチャート (ドーナツグラフ)

内側に白色で円を描画することで、ドーナツグラフを作成できます。(参考)

pie21

2 重ドーナツチャート (2 重ドーナツグラフ)
円グラフの中に円グラフを出力することで、2 重ドーナツチャートを出力できます。
radius パラメータで、内側の円グラフの大きさを調整しています。

pie22

参考: pyplot — Matplotlib 1.5.1 documentation

See also